Raspberry Piを有線ネットワークからのWi-fiルータにする
- Raspberry Pi 3B+
- Raspberry Pi OS Bullseye with Desktop (GUI)
Raspberry PiでWi-fiアクセスポイント - Azzologの逆バージョン。
ADSLが突然サービス終了し、しばらくテザリングでネットワーク環境をごまかすことにした。とは言え、ごまかしてる間だけ、すべてのデバイスのWi-fi設定を変更するのは面倒である。お役御免になっていたホテルWi-fiを活用して、今と同じWi-fi環境を作り、そこからラズパイを経由してテザリングすることを思いついた。つまりはラズパイのルータ利用である。
ちなみにStretchはwpa_supplicantをアンインストールしてしまっており、Wi-fiクライアントにしようと思うとイッターネットにつないで、再インストールしないといけないといけないという、本末転倒な状況になってしまったので、クリーンなBullseyeで。
エレコム WRH-150x
動作モード
「アクセスポイントモード」では、WAN設定画面が表示されず、WAN側のEthenetポートはDHCPクライアントとなって、DHCPサーバがないとIPアドレスは振られない。LAN側と同じアドレス空間でラズパイのeth0を固定IPアドレスにすればよいかと思ったが、そうは問屋が卸さなかった。どうやらラズパイ側からの行き先が分からなくて、ロストしてるようだ。
「ルータモード」を選択してLAN側のWi-fiネットワークと、WAN側のEthernetネットワークをそれぞれ作ることにする。
WAN設定
「固定IP」を設定する。ラズパイでDHCPサーバを立ててもよいのだが、ポイントtoポイントでわざわざそこまでする必要もない。デフォルトゲートウェイとDNSはラズパイのeth0へ向ける。