Raspberry Piを有線ネットワークからのWi-fiルータにする

Raspberry PiでWi-fiアクセスポイント - Azzologの逆バージョン。

ADSLが突然サービス終了し、しばらくテザリングでネットワーク環境をごまかすことにした。とは言え、ごまかしてる間だけ、すべてのデバイスWi-fi設定を変更するのは面倒である。お役御免になっていたホテルWi-fiを活用して、今と同じWi-fi環境を作り、そこからラズパイを経由してテザリングすることを思いついた。つまりはラズパイのルータ利用である。

ちなみにStretchはwpa_supplicantをアンインストールしてしまっており、Wi-fiクライアントにしようと思うとイッターネットにつないで、再インストールしないといけないといけないという、本末転倒な状況になってしまったので、クリーンなBullseyeで。

エレコム WRH-150x

動作モード

「アクセスポイントモード」では、WAN設定画面が表示されず、WAN側のEthenetポートはDHCPクライアントとなって、DHCPサーバがないとIPアドレスは振られない。LAN側と同じアドレス空間でラズパイのeth0を固定IPアドレスにすればよいかと思ったが、そうは問屋が卸さなかった。どうやらラズパイ側からの行き先が分からなくて、ロストしてるようだ。

「ルータモード」を選択してLAN側のWi-fiネットワークと、WAN側のEthernetネットワークをそれぞれ作ることにする。

WAN設定

「固定IP」を設定する。ラズパイでDHCPサーバを立ててもよいのだが、ポイントtoポイントでわざわざそこまでする必要もない。デフォルトゲートウェイDNSはラズパイのeth0へ向ける。

/etc/dhcpcd.conf

ただしこのままでは、ラズパイ自身の通信はeth0のmetricの方が低くてeth0へルーティングされるので、nogatewayを入れておく。これでwlan0からテザリングできるようになる。

でもって、iptablesでwlan0からのアウトバウンドをマスカレードして、だん。